玉新ノート no.1
日本語表記には「漢字・カタカナ・ひらがな」がある。漢字の持つ奥深い風景とカタカナ、ひらがなが絡み合って独特な趣がある。
だがそれはまた、外国の人が日本語に戸惑い、苦労する原因のひとつでもあるだろう。
現在、それらに加えて「犬」を「いぬ」「イヌ」「犬」と表記する以外に「ドッグ」のような英語読みのカタカナ表記も多く見られる。
この「英語読みカタカナ」には、同一文字でも意味の違うものがあり、混乱の原因となっている。例えば「アイ(私、目)」、「シー(海、見る)」等々。
この問題の解決案として、日本語の文章のなかに「I」「eye」や「sea」「see」と英語表記する、というのはどうだろうか。
順応性の高い日本人は、スマホやパソコンの変換技術に伴い、また、幼児からの英語教育に力を入れる現代において、さらに特化してゆけるだろう。
形容詞から動詞に、さらに言葉の骨格である助詞に使われるようになれば、日本も将来立派な英語圏になるかもしれない。