株式会社 三容堂
当社が長年にわたって信頼している大切なパートナー、東京都板橋区にある印刷会社です。正確なお仕事で知識も豊富。いつも頼りにさせていただいています。お仕事をする上で会社のこだわっていることを、Y工場長に教えていただきました。
ミスを防ぐための5つのこだわり
ミスを防ぐために、
- 複数人のチェックが入る体制にする。
- 機械のセット等を確認する(疑わしいものを混ぜない)。
- 工程が進むごとに、何度も確認と見直しをする。
- お互いを注意して見る。
- 一度ミスが出たところは、次にはやり方を変えて再発防止に努める。
※ 製版~印刷~製本の一連の作業には、弊社全員が関わるので、共通の注意点として書き出している。
印刷に関するQ&A
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入稿したデータはどのようにチェックしていますか?
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頁の順番、白頁の有無、シートサイズの確認をしてから面付け作業に入ります。見本があれば、ページの並びを確認する時に見比べます。
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空調管理はどうしていますか?
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暑い時は湿度があるのでエアコンをつけていても問題ありませんが、寒い時は乾燥で紙の状態が悪くなるので加湿器の使用、こまめな温度設定の変更などをしています。
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ミスがあった時の対応は?
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ミスが出た印刷物、作業中の製本物は確実に棄てて混ざることがないように努めます。製版時に不必要なアミが出たりした場合はタイトル等を書き出し、次回の製版時に注意できるようにします。
株式会社 ダイトー
普段から大変お世話になっている、神奈川県横浜市にある印刷会社です。お客様のことを常に第一に考えた丁寧なお仕事をしていただける、当社の大切なパートナーです。毎日弊社に顔を出してくれる営業のOさんより、普段のお仕事で苦労されている点を教えていただきました。
① 色の管理
色管理の件で、カラーの印刷をする場合には色校正(※)を出してそれを元に色決めを行っておりましたが、最近は予算の関係や、プリンター出力を元に刷ることが多くなったため、お客様の望んでいる物との乖離が出ることがあります。色の見え方は人によって違うため、そこに苦労します。
(※)色校正とは、実際の印刷の仕上がりがイメージ通りに再現できているか、色の認識が異なっていないかを、すべて印刷してしまう前に確認するための試し刷りのことです。
② 工場の温度・湿度の管理
工場の温度・湿度の管理はある程度確保する様にしているのですが、やはり夏場は高温・高湿度、冬場は低温・低湿度となってしまいます。高温になると、印刷インキが柔らかくなり過ぎてしまい、汚れや絵柄の潰れなどを起こします。また低温・低湿度では、乾燥による静電気が発生しやすくなり、薄い紙などはくっついてベルト上で曲がって入ってしまったり、揃いが悪くなるため後の工程に影響を及ぼすなどの問題が起こってしまうので、気を配っています。
③ インクの濃さ
幅広い年代の方が使用するテキストでは、多くの方にとってはちょうどいい濃さでも、一部の方にはやや薄く感じるなどの場合があります。その際は、印刷の際にインクを少し多くして少しでも濃くなるように工夫をしたり、フォントを少し太いものにしたらどうか等お客様のご希望に添えられるようご提案させていただいております。